上手な会話のキャッチボール
相手に気持ちよく話をしてもらうためには、どんな工夫が必要でしょうか。丁寧な表現を使えばよい、ということだけではなさそうです。
上手な会話のキャッチボールに使える便利なひとことを幾つかのカテゴリーに分けて紹介します。
会話を楽しくするひとこと|
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相手に気持ちよく話をしてもらうためには、どんな工夫が必要でしょうか。丁寧な表現を使えばよい、ということだけではなさそうです。
上手な会話のキャッチボールに使える便利なひとことを幾つかのカテゴリーに分けて紹介します。
何事も最初が肝心。まずは、相手に質問を投げかけるためのフレーズを幾つか紹介します。
挨拶の後、打ち合わせや面接などで本題に入る時に使えます。Let me begin by asking you about…と、すぐ質問に入るひとこともあります。
I'd like to (~したいのですが)は自分の意思を伝える基本のパターン。I want to doやI wanna doよりもカジュアルでなく、上から目線にも聞こえない表現です。
ここでの肝はjust。これがあるだけで「ちょっと、ほんの少し(興味があって)……」といった気持ちを込めることが出来ます。
答えの数をone or two(一つか、二つ)と少量であることを提示すると、質問をされた相手はとたんに答えやすくなるものです。
感想や意見を聞くフレーズ。think(考える)ではなくfeel(感じる)という単語を使うと
相手が気軽に答えられるでしょう。
相手の言葉に上手に反応すると会話は盛り上がります。そんなひとことを紹介します。
thatは対話中に出てきたものを指すのに使える便利な言葉。「それは」「それって」と指で指し示すイメージで使用されます。相手の言葉全体を受けることも。
Yes.だけの答えは、冷たい感じになりやすいもの。日本語でも「はい」「はい」ばかりではどこか事務的に聞こえるはずです。
itは対話中に出た意見や物事などを示します。それをいったん、自分の中でかみしめてから表現しているようなイメージでしょうか。
意味的にニュートラルなinterestingは、その後で話を色々な方向に持って行くことが出来る、便利なリアクションフレーズです。
実例を尋ねることで話題が広がることもあります。一方、日本人が頻用するFor example?は少し上から目線の言い方、上記の丁寧な依頼の方がよいでしょう。
自分の意見は断言を避け、遠回しな表現で相手に反駁の余地を残すと会話が楽になります。
「私なら…と言うでしょう」と断言をせずに仮定的に意見を述べる上で便利な、基本的かつ重要なひとことです。
understand(理解する)という単語を使うことで、もしかしたら自分の認識が「正しくないかもしれない」ことを暗に示せます。
seemを使って自分の考えや印象を断言せずに述べる代表的なパターン。it looks/sounds to me…としてもOKです。
結論として……と考えざるを得ない、といった意味。I can't help thinking that…としても同じ意味を表せます。
文字通り、言い方が見つからない時や、言いにくい事を言い易くするためのクッションとして使えます。do I explain?をcan I explain it?としても可。
相手や第三者の情報から話を切り出すと、説得力がある上、会話もスムーズになります。
話の流れから思いついたことを新たな話題として導入するフレーズです。(that)の前で言い切り、新しい文を始めることが多くあります。
「~といえば」と言って自分の話したい話題に転換するのに便利なフレーズ。Speaking ofから始めてもいいですが、And thenを 添えるとより言い易くなります。
第三者の話はhearやsayで受けられます。必ずしも同意していないとのスタンスでも使えますし、客観性も持たせるのにも便利です。peopleは不特定多数の人を示します。
自分が得た情報について語る際の代表的なパターンです。それが記事で読んだ内容なら、I read in an article thatなどとするとよいでしょう。
③や④とは逆に、情報源を主語にした表現です。that以下に調査等の結果をいれて、その内容を具体的に示すことも出来ます。
自分の話の後は相手に話を振るのがマナーです。また配慮を添える言い回しも紹介します。
相手の意見を求めるフレーズです。それぞれ、How do you feel about…? 、How do you think about…?の略であるとも考えられます。
「あなたなら、こうおっしゃるのではないですか?」と加える仮定法と呼ばれる文法を使った丁寧な表現です。
Wh‐やHowで始まる質問の後に加え、「あなたの考えではどうですか?」と尋ねる表現です。
会話中で直前の自分の発言を言い直したり、説明を加えたりしたりするのに使える便利な表現です。
Well, you knowは、「まあ、あれですよ、そうですね」と注意を引いた上で話の導入に使えます。
前者ではコメントの最後に「……と私は思っていますが」と加え、個人的意見であることを表します。後者は、もし相手が何も知らないと嫌味になることがあるために要注意です。
フィリピンの方とスムーズで楽しい会話を始めたいなら、まずは感じのいいあいさつが重要です。あいさつは簡単に思いがちですが、おろそかにすると印象が悪くなってしまいます。コミュニケーションの基本、シンプルなあいさつをご紹介します。
《会話の例》
Mark: Hi,takako.(やあ、たかこ)
Takako: Hi,Mark.How are you?(やあ、マーク。元気?)
Mark: I’m fine,thank you. And you?(元気だよ。ありがとう。君は?)
Takako: Fine,thank you.(元気。ありがとう。)
中学生の始めに習う会話です。元気?ときかれたら、お礼を伝え「あなたは?」と聞き返す事がポイントです。
直訳は「元気ですか?」となりますが、話すきっかけの決まり文句で使われます。よく使われるフレーズですが、毎回同じだとつまらないので、話を広げる返答を用意しましょう。
《返答例》
I’m great.(すごく調子がいいよ)
Never been better. (今までにないくらい調子がいいよ)
I’m good. (いい調子よ)
I’m OK. (まあまあ)
Not bad. (悪くはないかな)
I’m tired. (疲れているよ)
I’m sleepy.(眠いよ)
正式な場では使えませんが、慣れた友達同士では少しくだけた表現もコミュニケーションが取りやすくなります。色んな言い方を楽しみましょう。
How’s it going? (調子はどう?) →How are you?よりほんの少しくだけさせた表現です。
How are you doing? (調子はどう?)→How’s it going?よりさらにくだけさせた表現です。
What’s going on? (最近、どう?)→上の2つよりさらにくだけさせた表現です。
What’s up? (どう?)→スラング的な言葉。この中で一番くだけさせた表現です。仲の良い友達同士でだけ使います。